GAFTALK

DeskMini A300 を買いました。お値段約2万円。
目的はAthlon 200GE + RAM 4GB という最低環境でBMS PCは作れるのか の検証です。

DeskMini A300 は 2019/02/08 発売の AMD AM4ソケット採用のベアボーンです。
DeskMini A300 と Athlon 200GEの組み合わせで 持ち運べる BMS PCを作る ことが目標です。

Athlon 200GE はAMDの最安モデルとなります。
CPUコア/スレッドは2C/4Tで、GPUもIntelの競合より強いためライトなゲームであれば普通に動作するのが特徴です。

そこで、今回はライトな2DアプリケーションとしてBMS再生ソフトbeatorajaを選択し、BMS PCとしてスペックが足りているかを調査します。

::: tip Q : LR2 での検証は？
A : 間違いなく動くものを検証しても面白くないー :::

DeskMini A300 外観・中身

外箱はこんな感じ。話によると日本専用特別パッケージのようです。

::: tip DeskMini A300 日本版は CPUクーラーが付属するためこうなっている :::

ティッシュ箱と比べてもすでに小さい。

中身を展開したところ。
内容物は以下の通り。

そろそろメディアCDじゃなくてUSBメモリになってほしいなぁ…

付属のCPUクーラーは Athlon 200GEに付属のクーラーと同一と思われます。

本体を出したところ。
フロント側には

がある。

リア側には

がある。

VGA アナログ端子があるのはちょっといいかもね。
逆にDVIがないけど。

裏のネジ4つ（短いので紛失注意）を外すと、こんなふうに引き出せる。

書いてあるとおり、チップセットはA300です。（最下位のチップセット）
マザーボードのリビジョンが1.02らしいけど(よくわから)ないです。

Asrock最上位マザーボードTaichiなどに使われる最上位チョークコイル…

CPU乗っけてメモリとCPUクーラーも載せました。
CPUクーラーはDeskMini付属のものではなく、Athlon 200GE付属のものを利用しています。

裏側に2.5インチSSD（HDD）を2台格納できます。
画像の位置に設置してある方（説明書では"A位置"って書いてある方）はネジ止めなしのツールフリーで装着可能です。
（もう片方の位置はマザーボード外してネジ止めしなきゃいけない）
専用SATAケーブルも装着。

おまたせしました。ベンチマークのお時間です。
特筆することもないので以下の結果をどうぞ。

計測に用いたのは連続BMP BGAでノーツ数が多いYakumo ＞＞JOINT STRUGGLE -EXTRA-と動画BGAでそこそこノーツが多いconflict [EX-HARD]です。

ざっくり言うと

ですかね。

LITONE5じゃなければもうすこし余裕が出るかも？。
まあこの内容ですと、FHD 144Hzあたりで楽しむのが良いかもしれません。

ノーツが多いとFPSは下がります。
FHDでYakumoのFPSが高いのはおそらく全体処理に含まれる動画処理の割合が高いからと推測できます。

FHD環境は思った以上に余裕
4k解像度はギリギリ…
持ち運べるBMS PC …… OK!!!!!!!!!

4k解像度が弱い部分に関してはメモリを4GB+4GBのデュアルチャンネルにするなどで改善できそうです。
個人的にはAthlon 200GE + RAM 4GB という最低環境ながら、FHDが快適に動作したのは意外でした。
3D処理しないと意外と楽なのかもしれません。

だいたいbeatorajaの動作まで2時間程度で組めました。
Windows10のインストールが早くなったのがデカイですね。

というわけで、BMSも快適に動作する最低レベルの超コンパクトPCをよろしくお願いします。（唐突な宣伝）

＜検証につかったものたち＞

※ OSは流用