RTX Superシリーズざっくりまとめ

ざっくり要約

性能を増やしてほぼ価格据え置きの実質値下げ

スペック表

GeForce RTX 2080 SUPERGeForce RTX 2070 SUPERGeForce RTX 2060 SUPER
CUDA Core3072 (+128)2560 (+256)2176 (+256)
Tensor Core384 (+16)320 (+32)272 (+32)
RT Core48 (+2)40 (+4)34 (+4)
Base/Boost Clock1650/1815 MHz (+135/+95)1605/1770 MHz (+195/+150)1470/1650 MHz (+105/-30)
Memory8GB GDDR68GB GDDR68GB GDDR6 (+2GB)
Memory Clock14Gtps14Gtps14Gtps
Memory Bus256 bit256 bit256 bit (+64)
Memory BandWidth448GB/s448GB/s448GB/s (+112)
TBP250W (+35)215W (+40)175W (+15)

カッコ内は無印と比べた上昇量。
注目は2070Sのクロックアップ+CUDAコア上昇と2060Sの8GB化。
特に2060Sはほぼ2070無印弱程度なので、価格が落ち着けばかなり流行りそう。

ざっくりどうなるか

価格とモデルの図はこう

性能とモデルの図はこう

全体的に上にずれたので、GTX1660Tiとの差が広がる形に。
2060Sだけ価格は上昇しているがおそらくメモリを足したせいだろう。

「買い」なのは?

前述したがRTX 2060 Super
2070無印が5.5万円で売られていることを考えるとだいぶ手が届く値段になる。(初値は税込み4.5万円ぐらいと予想)
スペックもほぼGTX1080/RTX2070ぐらいなのでFHDだとむしろオーバースペックかもしれない。

無印はEndOfLife(在庫限り)へ

https://ascii.jp/elem/000/001/888/1888403/index-2.html

このRTX 20 SUPERシリーズの登場により、RTX 2080及びRTX 2070が「EOL」(=End of Life)、つまり流通在庫のみで終息する。Radeon RX 5000シリーズと競合する(あるいは可能性が非常に高い)であろうRTX 2060以上2080 Ti未満のゾーンにおけるパワーバランスを、RTX 20 SUPERシリーズ3モデルで見直す製品と言える。